ほの家通信 2020年6月号 2020.11.15 ほの家 6月の行事 令和2年6月発行 デイケアほの家 「ほの家」にあじさいが咲きました 皆さんでお花を摘みました お 誕 生 会 お誕生会はじゃんけん大会・二人羽織り…等々を披露し、みなさんに楽しんでもらえて笑顔がたくさん見れました リハビリ講座 第3回「誤嚥(ごえん)」 誤嚥とは 食物や唾液を気管内に飲み込んでしまうことを『誤嚥』といいます。 食物や唾液は、口腔(こうくう)から咽頭(いんとう)へ送り込まれ、反射(飲み込み)によってさらに食道・胃へと送られますが、この一連の動作がなんらかの理由でスムーズに行われない場合に起こることがあり、窒息や肺炎の原因となります。 病気や加齢が原因となることがありますが、健常者でも起こります。 誤嚥のサイン ①のどからゴロゴロと音がする ②食事中や食後に声を出すとかすれていたり、痰が絡んだようになっている ③食事中に鼻水が出る これらの反応がある場合の誤嚥を顕性(けんせい)誤嚥といいます。しかし、飲み込む機能が低下し、上記の反応がなく誤嚥を生じる事があります。 これを、不顕性誤嚥といいます。不顕性誤嚥は、睡眠中に口の中の細菌を誤嚥することで生じることもあります。 誤嚥の予防方法 ①覚醒した状態で食事する。 しっかり目が覚めた状態(意識がはっきりしている状態)で食事をすることが大切です。 ②唾液量を増やす。 5月号で紹介した唾液腺マッサージを食前に行うことで、唾液の分泌を促しましょう。 ③口腔ケアを十分行う。 口腔ケア(歯磨き・義歯の管理・虫歯の治療等)を行うことで、口腔内の細菌を減らしましょう。 ④食事の姿勢を整える。 特に、薬を飲む際に顎をあげたまま飲み込まれる方をよく見かけます。口に含む際は上がりますが、飲み込む際には、顎を引くよう注意しましょう。 ほの家 ほの家通信 2020年5月号前の記事 ほの家通信 2020年7月号次の記事