ほの家通信 2020年11月号 2021.03.24 ほの家 11月の行事 令和2年11月発行 デイケアほの家 コスモスのはり絵 チューリップの球根植えました! 同級生のお二人も仲良く植えました お誕生会 お誕生会は職員で仮装での借り物競争や玉入れ・・・等々を披露し、みなさんに楽しんでいただけました リハビリ講座 第8回 「体温と冷えについて」 年の瀬も近づき、日に日に寒さが厳しくなってきました。今回は、体温や身体が冷えるとどのような反応が起きるのかについてお伝えしていきたいと思います。 体温の仕組み 人間の体温はある程度一定に保たれており、時間帯や年齢、運動、食事などでわずかに変動します。 早朝は体温が低くなり、夕方に近づくと体温は上昇していきます。人間の身体には熱を作る方法がいくつかあります。 まずは代謝によるエネルギー熱生産です。そのエネルギー源は糖、脂質、たんぱく質といった栄養素で構成されています。 次に運動による熱生産です。筋肉が力を発揮するにはたくさんのエネルギーを消費します。 このエネルギーを消費する際に熱が発生するため、筋肉はとても効率よく熱を生み出してくれるのです。 冷え性の原因 では、人間の身体は『冷える』とどのような反応がみられるのでしょうか。 冷え性の原因には、代謝量の減少や自律神経の乱れ・血流の悪さ等が挙げられます。 基礎代謝とは、安静状態で生命活動に必要な最低限のエネルギー量のことで、筋肉・肝臓・脳が占める割合が多いです。 運動不足や加齢により筋肉が減ると基礎代謝量も減少し冷えやすくなります。 自律神経は内臓や血管等の働きに作用する神経です。自律神経がバランスよく働くことで適切な血流が維持できます。 血流には体温を調節する作用があります。この自律神経のバランスが乱れると血流が悪くなり体温調節も乱れてしまうのです。 身体を冷やさない対策 では、身体を冷やさないためにはどうしたらいいのでしょうか。 近年のテレビや雑誌にもいろいろな方法が紹介されているとは思いますが、ここではいくつか体操を紹介したいと思います。 体操を行う理由としては ①筋肉の収縮によりすぐに温まる。 ②継続する事で筋肉量が増えると、基礎代謝も上昇し冷えにくい身体になる。 ③適度な運動はストレス軽減の効果がある。等が挙げられます。 ①足の後ろのストレッチ ①片方の足をまっすぐのばします。 ②タオルをつま先部分に引っかけ、そのまま痛くないところまで引っ張ります。 ③10秒間ほどゆっくり数えタオルを緩めます。 ②足の前のストレッチ ①片方の足を上にのせます。 ②手で足の指を全体的に持ち、足の前面が伸びる所までのばしていきます。 ③10秒間ほどゆっくり数え手の力を緩めます。 ほの家 ほの家通信 2020年10月号前の記事 ほの家通信 2020年12月号次の記事