ほの家通信 2021年6月号

 

令和3年6月発行 デイケアほの家

ほの家 菜園にて

お誕生会
お誕生会は職員によるだるま倒し・大好評のよさこい音頭などを披露しました。

お誕生会
白熱した戦いが繰り広げられ皆さんの笑顔がたくさんでした!(^^)!

リハビリ講座 第15回 「かくれ脱水症状」

高温多湿の梅雨が明け、猛暑の夏がやってきます。まだ、体が暑さに慣れていない梅雨明けから、体調を崩す方も増えてきます。
特に高齢の方は、体温調節機能が弱いために、熱中症のリスクが高まる傾向があります。そんな、暑くなり始めた今のこの時期に、特に注意したい点について触れてみたいと思います。

かくれ脱水症状

かくれ脱水症状というのは、軽度の脱水症よりもさらに前の段階で、症状を自覚しないまま対策がとれていない状態を指します。
身体の水分量の1~2%が失われることで起こります。
特に、高齢になると、この状態から回復する力が弱く、通常の脱水症に陥りやすくなります。さらに悪化すれば、痙攣や意識障害等、熱中症症状を引き起こすことになります。

原因

体内の水分量の減少
食事量の減少、嚥下(えんげ)障害など、実際の水分摂取量の減少と、加齢による筋力低下のため、水分を蓄える筋肉量の減少が要因となり、体内水分量の減少が起きやすい状態となっています。
腎機能の低下
腎臓には、体内の水分量を調整する役割があります。機能が低下すると、体内に必要な水分や電解質を留める力が弱まり、体液のバランスが崩れて脱水症状を引き起こしやすくなります。
喉の渇きを感じにくい
加齢による感覚機能の低下によって、喉の渇きに気づかき難くなります。また、認知症によって、飲み物を飲んだ事を忘れて、長時間水分を摂らないまま過ごしてしまうことがあります。
服薬
服用している薬の副作用に利尿作用があり、尿の排出によって必要な塩分や水分が不足して症状を引き起こすことがあります。

チェックポイント

倦怠感 特に普段と変わらない生活をしているのに、身体がだるい。
食欲不振 食欲がわかない。
易疲労性 普段より疲れ易い。
浮腫 手の甲の皮膚をつまんでみて、離した後につまんだ跡が3秒以上残る。靴下の跡が、10分以上残る。
口渇 口の中がねばつき、食べ物を飲み込みにくい。
便秘 普段より、排便の間隔が長い。便が硬い。
乾燥 皮膚がカサつき、ポロポロ落ちる。
集中力低下 落ち着かずイライラしたり、昼間でも眠りがちだったりする。
その他 冷たい物(氷・アイスクリーム)を好むようになった。利尿薬を内服している。(ダイエット薬に含まれていることがあるので注意!)
高血圧・糖尿病・心臓疾患の持病がある。など

心当たりが複数あれば、注意が必要です!!

対策

かくれ脱水症状が疑われる→「水分」と「電解質」の補給が必要です。同時に補給するには「経口補水液」が一番効果的と思われるので、数本自宅に置いておくのがおすすめです!
1リットルの水に、3グラムの食塩と、20~40グラムの砂糖を溶かして自作することもできますが、保存は出来ません。摂取する際は、少しずつゆっくり飲んでください。
持病で塩分・糖分の制限がある方は、医師に相談してから摂取してください。改善しなければ、医療機関を受診しましょう。

予防するためには・・・
こまめな水分補給。(定期的に飲水するなど)
暑い環境は、極力避ける。(部屋の温度管理など)

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